2010/09/05

からだの設計にミスはない 写本(柏樹社p46)

昨日は、京都の猛暑を体感してきました。
台風9号が南から運んでくる熱風と強い日差しで、頭はクラクラ。
暑さに怒りを通り越して、も〜〜笑うしかありませんでした。(京田辺市では39,9度!!!)

こんな時は、船岡温泉が一番。
大正12年にでき、欄間やタイル(私が2ヶ月滞在して、作品をつくったスペイン・マジョルカ島が原産)が有名で、文化財の指定を受けているそうです。

410円でサウナ、檜風呂、露天風呂等あるのですから、贅沢です。
外国人用のガイドブックには、この温泉がしっかりと紹介されているのでしょう。必ずと言っていいほど、外国人はいます。
昨日は、フランス人。
英語を嫌うフランス人とは、あまり会話をしたくないので、極力会わないように、お風呂を移動するのですが、なぜかよく会う。
まあ〜そうゆうときは、ニッコリ笑顔。

それにしても、老若男女・洋の東西問わず集まる場所というのは、パワーがあります。
私の治療所の理想形です。
ガンバロ〜っと。

では 写本。

とにかくね、食べ物は自分で創って、それですべてを賄うわかにはいかないから、結局は買って食べることになる。
買うものがおれば売るものがいる。
そうすると、売る方からしてみれば、良い物を作って売るということもさながら、いかに儲けるかということの方へ気が移って、そこに人間の悪知恵が働く。
安い物をいかにして高く売るか、汚いものをいかにきれいに見せるか、そしてなるべく腐らないようにと、防腐剤を入れたり、ワックスぬったり、ビニールでくるんだりする。

ごまかして金儲けてやれ、とばかりにいろいろ細工されると、売る方は儲かるかもしれないが、買う方はいい迷惑で、直接に被害を受けるわけです。
売る方にしたってまわりまわって自分におぶさってくるとは考えもしないんだ。
手間は大きくなる一方だし、工賃は上がるしで、結局は自分が自分の首を締めることになってるんだけども。

<この節を写していると、美山のおばさん達の顔が浮かんできます。70才後半の独居老人。
朝早くから、畑を耕しそれはそれは、立派な野菜を作ります。もちろん、無農薬。
ド素人の私なんぞ、戴くのが専門。おばさん達も一人では食べきれないのです。
隣の集落には、無人販売の新鮮野菜受け渡し場があり、100円で、無農薬新鮮野菜が買えるのです。
たまったお金を使って、みんなで温泉旅行に行くそうですよ。
まあ〜野菜作りのプロが競い合っている中で、おとなしくありがたく野菜を戴くって・・・ホントに贅沢な生活だったのですね〜>

今日は、ここまで、では ごきげんよう!

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