無事、東京操体フォーラム in 京都は、終了いたしました。
参加人数は、初日38名、二日目42名。
大徳寺・玉林院の20畳で暑い中、熱い講演の二日間でした。
後日、少しずつその内容を書くことに致します。
その中で、不思議なことが起こりました。
故アンデイー・フグさんのお墓がこの大徳寺にはあります。
K1で一世を風靡したアンデイー・フグさんの親友が、我々操体の同門・平直行さんです。平さんは、総合格闘家の草分けで、人気漫画・グラップラー・バキのモデルでもあります。
その平さんが、「今日は、絶対アンデイーがここに来るから!」と何度も、何度も講演前から喋っておられました。
そして、講演が始まり30分位してもアンデイーのセコンドについたお話をしていました。
すると、ヒラヒラと一匹の蝶が、入って来ました。
すかさず平さんが、
「アンデイーが来た!」
私も、あの蝶を見た瞬間、平さんと同じ事を思いました。参加者の多くもそう思ったことでしょう。
その蝶は、何度も平さんの回りを飛び交い、庭に出ては、再び平さんの回りを楽しげに舞っていました。
何度かそれを繰り返し、お名残惜しそうに帰って行きました。
それ以来、蝶が尋ねて来ることはありませんでした。
ただただ、平さんに恐れ入ったのです・・・
それでは、写本に入りましょう。
息を呼く
今の民間療法でもね、気持ちのよい方法でなおしてくれる人ってあんまりいないようですね。
「痛いのがまんしろ、これくらいのこと何だね」
とか何とか言いながら、ボキンボキン、ジャリジャリ、チクリチクリ、だもの。これじゃまったく生きた心地しないよね。
そうじゃないんだ。自分が一番気持ちのいいようにしてもらえば治るんです。一番気持ちのいいようにということは、悪い方から良い方へ戻すことで、戻すのは実に気持ちのいいことなんですよ。
ところがね、これにもやり方の上手、下手があって、いくら気持ちの良い方に引っぱっていくといっても、あんまり気張ってエヤーとばかりにやったって、うまくいかない。
そうじゃなくてね、フワーと、水の中に浮かんでいる水草を引っぱってくるように、スウーと動かせばいいのです。
コースにさえのれればうまくゆくんだからー。
それもね、必ず息を呼きながらやるんだ。
息を呼きながら動かさないと、からだを壊してしまう。
この「息を呼く」ということにもね、ちゃんと法則があるのです。
例えば、けんかして、人をぶんなぐる時に、げんこつ振り上げて、息を吸いながらぶんなぐることは出来ない。出来たとしても、人を圧倒するほどの打撃を与えない。
やっぱり、コンチクショーとばかりに息呼きながらでなきゃ、力が入らない。
<大リーグのイチロー選手が、ボールを叩く瞬間の写真を、よく見ますが、必ず両頬をふくらませています。
私も、負けじとフィトネスクラブで、チェストプレスのマシンを使う時は、鏡を見ながら両頬をふくらませています。
さあ〜、これからフィトネスに行って来まあ〜〜す!>
今日は、ここまで、それでは、ごきげんよう!
追申:たにぐち書店の「からだの設計にミスはない」ではなく、柏樹社の本を写本し始めましたので、ページ数が変わりました。まあ〜内容は同じですので、どう〜て事ないんです。
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