2010/12/06

からだの設計にミスはない 写本(p112〜113)

いやはや、もうすっかり日記を書くことを、怠ってしまいました。
昨日、日記が進んでいないことを、ある方に指摘され、再び奮起した次第です。

テストと東京操体フォーラムのブログ担当が、重なりこの日記に集中できませんでした。今後そのような場合、必ず何か理由を添えるようにいたします。

それでは、写本。
左利き
左利きの人は手ばかりでなく、眼もまた、左利きに出来ている、といわれますが、そういう傾向は多分にあるようです。私が昔(昭和の初め)函館市の中島小学校で、三、四百人の生徒について、いろいろ調査した記憶によると、左眼利きは約二割ぐらいで、右利きが大部分で八割ぐらい、両目利きは百あるいは二百人中一、二人というところでした。そして左眼利きは左手利きのものに多かったように記憶しています。

利き眼の試験法はハガキ大のカード中央に縦一センチ横二センチの穴をあけ、両手を水平に伸ばして、カードをもち、被験者の両目で穴から、二メートルくらい離れた検者の両眼が見えるようにさせるのです。すると本人は、両眼で見ているつもりでも、実は一眼でしかみていないことが、検者からはっきりわかります。利き眼の文献は、たしか千葉医大の古い報告書(明治年間?)があり、著者のお名前は、忘れましたが、非常に面白い記録があったようです。左右の利きは、実に眼や手ばかりでなく、耳も鼻も足にも、皆あるのです。それが、どうして起きてくるかということは、いろいろ言われていますが、確定的のものはないのでしょうか。私は、骨格と体重心の関係が、何かあるのではないか、と前から密かに考えていました。

今日は、このくらいにして、明日から少しずつ走り始めます。
それでは、ごきげんよう!

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