2010/10/08

からだの設計にミスはない 写本(p88)

昨日は、大学時代のクラスメートと夜遅くまで酒を酌み交わしたので、日記を書く時間がありませんでした。
申し訳ございません。

それでは、写本に移ります。
4:体の動かし方ー運動の根本は、体の中心(腰)に重心を安定させてやることである。
そのためには、上肢では手の小指側に、下肢では足のオヤユビ側に力をいれるように動くとよい。
履物の外側が減っているのはその反対現象であるから要注意。
スポーツも体の組立てが平均しないまましごくと悪い結果を招くおそれがある。前掲の基本体操をやるとよい。
右利きの人は、右足を後ろに引き、作業せよ。

この四つの営みと環境との五つは、いつでも同時相関しているから、法則に従えば適応してきて健康になる。

この身体運動の法則は、現在は、重心安定の法則、重心移動の法則と2つに識別するようなりました。
三浦寛先生の「操体臨床への道しるべ」には、この重心安定の法則を2つにポイントを絞り説明されています。
1) 立位の姿勢
 両足を腰幅に開き(両側の内側を基準にして腰幅に開くこ
 と)、つま先と踵を並行させ、両膝の力を抜いて緩め、軽 
 く背筋をのばし、正面の一点を見つめる。その結果、重心 
 が、両足の母指の足底にかかる。

2) 手の使い方
手の小指を運動作用点もしくは、運動力点がかかるように使うということである。
これだと、肘が正中線に向き、腋がしまってきます。

重心移動の法則は、重心安定の基本原則に基づき、からだの動かし方における基本原則を説き明かしたものです。
つまり、前述の体幹の左右側屈、捻転、前屈、後屈における重心移動の法則です。

現在は、もう少し深く追求していますが、一遍に書くと、混乱しますので、今回は省略いたします。>
今日はここまで、では ごきげんよう!

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