2010/10/22

からだの設計にミスはない 写本(p98)

今日も、すっきりしない天気でしたが、クラスメートの大沢さんに言わせれば、「今日も、いい天気!」だそうです。

なにも、晴天だけがいい天気ではないですよね。様々な環境を与えて下さっているお天気に、常々いい天気とありがたく感謝するのが、一番です。

今日は、その大沢さんの勧めもあり、有楽町線・護国寺駅の2番出口をでると、直ぐにある天風会館に行ってきました。
中村天風さんという、偉大な哲人の生涯を知りたく、まずとりあえずは、「天風入門」を購入。
しっかりと読んでいます。
いずれその話は出てくるだろうと思います。
では 写本。

操体療法の基本形
操体H
患者は正座位かキザ位で、術者は患者の背後に位置する。
術者は患者の肩をおさえて左右に捻ってやり、その左右の感覚差を聞く。
→仮に右に捻って違和感を感じた場合は、
違和感を感じた点(角度・所)で捻るのをやめ、そこから反対側の左へ捻らせ、術者はそれに軽い抵抗を与えてやる。
患者の顔が左へ向いて3〜5秒後に瞬間脱力。(2〜3回反復)
→両腕を首の後で組ませてもよい。

<これも、いとも簡単に説明されていますが、実に奥が深いのです。
術者が患者の背後に位置する場合の、立ち方が重要です。
右利きの術者なら、左足を半歩前に出し、膝を緩めた自然体。患者の動きに合わせ、膝をうまく使い背中の介助をおこないます。
患者の動きより、1,5秒遅れて無理のない介助をしなければ、全く操法になりません。
簡単そうですが、この感覚をつかむのは、時間と年期が掛かるのです。
また、両腕を首の後で組ませてもよいとありますが、これは様々なバリエーションが考えられます。つまり、首の後ろ以外の右アゴでも左アゴでもいいのです。
バリエーションが増えた中で、快の聞きわけがあれば治療の域が広がるわけです。
たったこれだけの説明で、様々な操法を発想でき、あらためて原点に帰ることの大切さを感じています。>
今日は、ここまで。では ごきげんよう!

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