2010/10/19

からだの設計にミスはない 写本(p94〜95)

操体療法の基本形
患者を仰臥位にしての操法。
操体E
①術者は、患者の頭部を左右に回旋して、左右のどちらかに不快感(違和感)があるかを聞く。
→右に回した方が不快感がある場合は、
②その不快感が生じた点(角度・方向)から、患者に左回旋を行わせ、術者はそれに対して軽い抵抗を与えてやる。
③患者の左回旋が最快適点に達した3〜5秒後に瞬間脱力する。(2〜3回反復)
→この“運動と抵抗”は、側・後頭部が支持されるために、術者・患者ともに少ない力量で済ませられる。

操体E`
④術者は、両手で患者の側頭部を保持し、左右傾倒を行い、左右の感覚差を聞く。(この時、後頭部は床面に触れていてよい)
→右傾倒で不快感が生じた場合は、
⑤不快感の生じた点(角度・方向)から左傾倒を行わせ、術者はそれに軽い抵抗を与えてやる。
⑥患者の左傾倒が最快適点になった3〜5秒後に瞬間脱力する。(2〜3回反復)
→これで頸部痛の緩解が可能となり、①〜⑥を行うとその
消去となる。

<この操法を自分で軽く抵抗をあたえ、仰臥位膝1/2屈曲位で行い、第二分析つまり、一番気持ちのいいところまで、からだのつくりを操り、味わい、脱力もからだに委ねる方法をとる。
何とまあ〜、気持ちの良いこと!!
15〜20分程、寝てしまっていたようです。
やはり、この本には、まだまだ宝が隠されているようです。
この操法は、本当に効きます。
これを、温故知新というんですね。>
今日はここまで、では ごきげんよう!

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