2010/08/23

からだの設計にミスはない 写本(p51〜52)

身の回りの整理が出来てありがとうございます。
まだまだ暑い日が続きますが、暑い日には汗をかき新陳代謝を良くして、しっかり水分を補給すれば、快適!

何とか、エアコン、扇風機なしでやれています。
これも、フィットネスクラブで連日ストレッチを中心に、無理のない体力づくりに励んでいるからだと思います。

正直にいいますと、この数ヶ月精神的にへこんでいたのです。
そのためか、血圧が上がり、腰痛を1ヶ月煩うという今までに経験したことのない状況だったのですが、隣人の勧めで
フィットネスクラブに通い始め、精神的なへこみが、汗と共に流れていきました。

そうなると、同時相関相補性。皮膚につやが戻ってきます。どうも、心とからだの有り様を示しているのは、皮膚のように思います。

まもなく、たにぐち書店から、我が師匠・三浦寛先生の操体臨床の要妙パート2が出版されます。
この内容は、操体臨床の皮膚へのアプローチです。

三浦先生の17年間に及ぶ皮膚の研究の集大成。
と思いきや、パート3,4,5があるそうです!!
今後の操体を導く教本になることは、間違いありません。

それでは、写本に入ります。今日の内容は、エリマトーデスという、皮膚の病気を持った女性のお話。

  まず生活のバランスを

いつだったか、エリマトーデス(紅斑性狼搜瘡)の女性が受診に来た時、その人の生活ぶりを聞いて、ほんとうに、びっくりしてしまった。何せ、香の物だろうが何だろうが、何でもかんでも砂糖をぶっかけて食べる。チョコレートは大好き、
紅茶、コーヒーはどんどん砂糖を入れて飲む。肉や魚は多食し、ウズラの卵は日に十個は欠かさない・・・。

手足の皮が赤むけして、物はつかめず、歩けずで、大学病院に何年もかかってきたと言うが、こんな食生活をやってたことには、どんな薬のんだって、どんな治療したって治りっこないよね。

私はまずこの人に、例の如く、からだの基礎構造の歪みを調整した上で、あの四つの基本行動、息・食・動・想の自然法則を説明して、実行するようにすすめましたら、四回も来たでしょうか、すっかりよくなって、これには大学病院の方が驚いちゃって、「大変いいことだが、何でなんかわからない」と言っていたそうです。

とにかくね、たいていの人がそうだが、病気にかかると、すぐに医者に行って、注射をうってもらい、薬をふんだんにもらう。そうしなきゃ病気というものは治らないかのように皆思い込んでいるようだが、そうじゃない。

<以前にも書きましたが、このエリマトーデス(紅斑性狼搜瘡)の患者さんの例の如く現代医学では、多くの病気が原因不明です。
私は、薬を基本的には毒であると思っています。症状をおさえるだけの手段。息・食・動・想の毎日の生活のあり方を、今一度考えてみる必要があるのではないでしょうか。>


今日はここまで、それでは、ごきげんよう!

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