2010/09/16

からだの設計にミスはない 写本(柏樹社p55〜56)

今日は、実技テスト。
何とか、合格したかな?
二学期からほぼ毎朝、お灸の練習をしていたのですが、これがやはり本番で生きて来ます。
全く力みが無いまま、テストに臨めました。

何故、力まなかったかというと、お灸の試験の前に、鍼の試験があり、その最後のモデル(鍼を打たれる被験者)が私だったからです。

つまり、私と、私に鍼を打つ女性との2人が、お灸の準備が出来ないまま、テストを向かえることになったのです。

バタバタとお灸のテスト用に道具を並べて、やっと出来たら、即試験。
緊張する間も無くテストが始まったのです。もう、無我夢中でお灸をすえました。6壮以上すえなくていけないのですが、なんと12壮くらいすえてしまったようです。
私は、全く数を数える余裕もなかったのですが、隣りにいたクラスメートが数えてくれました。

大切なのは、自然体。

それでは、写本。
筋ジストロフィーと知恵おくれ

今ね、宮城教育大学の川上吉昭教授を中心としたグループと、私たちも参加して月一回研究会が開かれています。
これには筋ジストロフィーや身心障害児たち、その親御さんたちも加わって、その症状の変化や進展についての細やかな検討や意見の交換が行われております。
筋ジストロフィーについては、NHKテレビにも取り上げられて、確かに効果があること、少なくとも現状のままで症状をストップさせることはできそうだということ。
更には、例の少年のように、歩行不能といわれたものが、水泳が出来るようになり、運動会の競技にまで出られるようになったというように、めざましく回復することもあるということなどがわかってきました。
しかし、ここでいう回復ということは、筋ジストロフィーそのものが回復したということではなく、要するに、ジストロフィーによる機能の衰えを、ある程度高めたという意味ですがー。

知恵おくれの方にしても、私はその可能性を信じているんです。茂貫さんたちが民間の知恵おくれの子供たちの家へ出かけて行っては操体を教えてやっているが、二三ヶ月前に会った時と今とではまるっきり様子が変わっている。
この前も宮城教育大へその子供たちを連れて来ていたけれども、その顔、その目の色、動作の一つ一つが確かに変わっているんですよ。
視線があんまりまとまりがつかなかったのが、ちゃんと物を見るようになったとか、声の出し方が違ってきている。ということは、まだどんどん進展する可能性があるということです。
時間はかかるだろうが、私は必ず可能性はあると思っています。

今日は、ここまで、では ごきげんよう!
明日は、京都に出張。
月曜日から、日記は再開いたします。

0 件のコメント:

コメントを投稿