2010/09/27

からだの設計にミスはない 写本なし

100927ブログ
先日の操体勉強会では、三浦先生のスペインでのご活躍の様子を報告されました。
宗教的な戒律に縛られ、自分を縛っている雰囲気が、一瞬にして感じとられた、その感性に驚嘆いたしました。
さすが、わが師匠であります。

日本大使館でも、日本人に対して講演をされ(テーマは、腰痛を治すには?というコトだったのですが、まず、心を解放しなさい、そうすれば腰痛など、治ってしまうと趣旨を話され、拍手喝采だったそうです)
さあ、これから操体が益々面白い展開をしていくことになります。
私もその担い手としてしっかり精進するつもりです。
では 写本。
といきたいのですが、昨日の続き、前屈と後屈の説明を行いたいと思います。
先日、自然体の立ち方を、
「これはまず両足を腰幅に並行に開き(この場合、両足底の内側間が腰幅)、膝を緩めます(膝を緩めるのは、簡単そうで難しいものです。お尻の筋肉を緩める意識にスイッチを切り替えるとやりやすい)
右利きの人は右足に重心を移し、左足を軽く浮かせます。そして、左足をやや内側に向け、前方に半歩だします。すると
おヘソは、やや斜めを向いています。
そのため、ゆっくりとおヘソをゆっくり正面に向くようにします。
このとき、ゆっくりと目線を正面にもっていくと、自然に腰も正面を向くようになります。
このとき、腕はやや外旋気味に手のひらが正面を向きます。」

と説明しました。
さて、この状態から動作を始める場合、ルールがあります。
1:末端から動き始め、主幹そして末端へと連動していく。
これは、身体運動の法則における鉄則です。橋本先生がこの身体運動の法則を唱えられた時は、まだその点は、明解ではありませんでした。
そのため、腰から動くこともありました。
しかし、今は、末端からの動きが原則となりました。

それでは、前屈を末端から・・・
皆さんは、少し戸惑うかもしれません。
① 自然体でゆったりしたポジションから、左拇趾球を前方にゆっくり踏み込む、すると重心が少しずつ後方にいき、徐々に上体が前屈してきます。もう、こうなったら、その動きに委ねるだけです。いつの間にか前屈しています。

まあ〜、うそかホントかやってみて下さい。
今日は、ここまで、では ごきげんよう!

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