2010/09/20

からだの設計にミスはない 写本(柏樹社p56〜57)

おはようございます。
今日は友人の鈴木啓造さん宅でコーヒーを飲んでいます。
スズメの声がちゅんちゅん気持ちがいい朝です。

昨夜は、純米酒「綾小町」を飲みながら、
下の画面を肴に話が盛り上がりました。
この動画は京都・大徳寺での一こま。

三浦寛先生が私の体を触れることなく、
一瞬にして、無意識の動きを引き出してくださいました。
このときの状況は、意識は明瞭で、
まるで幽体離脱し、勝手に動く体を鳥瞰しているような感覚でした。



http://www.youtube.com/watch?v=JLkVCPdZhLU&feature=player_embedded

それでは、写本。

アメリカのグレン・ドーマンという人は、「親こそ最良の医師—いかにして脳障害児を治療したかー」という本を出していて、ソニーなんかがそれを応援していますが、私からみると、あれもある程度は可能かもしらんが、あれだけではダメだなと思う。もっともっと中へ入らなきゃー。
そうすればもっともっとよくなる可能性は十分にある。

初めは私も、中枢神経の何かに損傷があった場合にはだめだろうと思ってあきらめておったんだけども、やっているうちにいろんな変化が現れてくる。これは何とかなるぞ、という気がしてきた。

脳の中の変化っていうのは、みな表面に出てくるんですよ。近頃、中国では頭皮鍼というのをやっているらしいが、日本でもその辺のことに注目している人はたくさんいる。
脳のどういう部分の変化がからだのこういう所に出てくる。そして、そこを刺激すればどういう効果が現れてくる、というような研究がね、将来どんどん進むだろうし、その可能性も出てきているんです。

そんなわけで、私は大いに望みを持っているが、それじゃ、いったい今はどうしたらいいのか、と聞かれても、私にはまだ答えようがない。こうしなさい、という具体的なものははっきりわからないが、まあダマされたと思って操体をやってごらんなさい、ということですよね。

操体といっても、家庭でのクスグリ療法が主なもので、やっぱりお母さんが一生けんめいでなくちゃ、まず見込みがない。
子供の病気はお母さんの病気なんだ。
お母さんがまずこの療法を理解してくれて、朝晩少しの時間でも子供にしてやることができたら、大いに望みはありそうな気がする。

小児テンカンは実によく治る。ワキ腹や足のウラをチョコチョコやるだけで著しく変わってくる。
クスリ漬けの児がその必要がなくなってくる。正常児に戻る。 —橋本敬三著— 

                                    

<改めて、操体の可能性を感じます。今日は、藤枝で親友の鈴木敬造氏に操体施術を行わせていただきました。
氏は立位が一番楽。
そんな場合、立位のままでも操体施術は可能なのです。
鍼治療でも、立位でできますが、その場合血流が一気に刺鍼部周辺(刺鍼した場合、10倍の血流があると言われています)に流れるため貧血が起こり、倒れる可能性がある程度あります。
その点操体は安全です。
様々な可能性を秘めた操体を、私なりに追求していきたいとおもっています。>
今日は、ここまで、では ごきげんよう!

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