2010/09/28

からだの設計にミスはない 写本なし

一雨、一雨夏の暑さを忘れさせ、冬の予感を演出しているようです。

さて、今日も身体運動の法則に参りましょう。
後屈。
右利きの方は左に重心がいっていることは、ご存じでしょうか?
たとえば、相撲の土俵入りの四股踏み。まず、左に重心を掛けて右足で四股を踏みます。その次に右足に重心を掛けて、左足で四股。最後にもう一度左足重心で右足四股。

これは、実に自然な流れだと思います。つまり、重心が左のある多くの人が、四股を踏むなら四股を踏みやすい左重心の四股が2回。右重心が1回。

そんな時、左効きだった、朝青龍や琴櫻は、最初は多少の違和感があったにちがいありません。

少し話しがそれてきました・・・
そう、後屈です。
後屈はそもそも、日常生活ではほとんど取らない動き。ということは、だれもが苦手とする動きなのです。そんな動きを取ること自体が不自然です。
ましてや、重心がまったく逆になると、からだを痛めてしまいます。
ですから、慎重にやりましょう。

後屈の場合、自然体の立位を工夫します。
普段は、左足を半歩前に出すのですが、反対の足、右足を半歩前に出します。
すると、重心がどうなるかというと、完全に左足に移ってしまいます。もう、後屈をしなさいと言わんばかりのポーズ。

そこで、右足の中趾指節関節・拇趾球を前に押し込む・・・・
すると、あらら・・・からだはゆっくりと後屈してきます。
しかも、完全に重心が左足に乗っていますので、スムーズに後屈の動作が行えます。

どうやら、この章は、このような説明が多くなりそうです。

明日は、写本を行います。
では ごきげんよう!

0 件のコメント:

コメントを投稿