2010/09/26

からだの設計にミスはない 写本(柏樹社p64)

おはようございます、昨日は、GALLERY SEE BEYOND と言うところで、楽しい展覧会があり、その後、操体の同門が知人のコンサートに招待してくれました。
80年代の歌を弾き語り。
これまた、楽しい一時でした。そのため、ブログをお休みしてしまい申し訳ありませんでした。

GALLERY SEE BEYOND、そしてコンサートともに、ご自宅を提供して生活の中に芸術を取り組み、人々を巻き込んでいくという活動をされています。
これは、家族、近所のご協力、理解がなければ成り立たないことで、日頃の生活態度が素晴らしいことを計り知ることができます。

そして、東京の懐の深さを感じ入った次第です。
この場をお借りしまして、ご招待戴いた田中稲翠先生、主役
の若きアーテイスト・一ノ瀬美生氏、ケイト クラーク氏、コンサートに誘って戴いた横山珠水氏、道案内して戴いた西田尚史氏、田中稲翠先生を紹介して下さった畠山裕美先生に心より感謝申し上げます。

それでは、写本。
       身体運動の法則
3:自然体で立つ。
静かに上体を前に倒して屈する。頭も手もダラリと下げる。ゆくところまででよい。無理しないこと。
止まったところで一息つく。
体をおこす時は、まず顔を先におこしておいてから体をおこす。

今度は体を後ろにそらせる。
前後屈伸に止まったところで一息ついて休む。顔を上げてからおきると、下腹に力が入る。
腰を前後に軽く加減して動かすと角度が大きく、らくにできる。
無理して苦しいのを我慢して大きくやろうとするなかれ。回数がかさなるとダンダン大きくらくに動いてくる。(3〜5回)

<ここで、改めてこれは、身体運動の法則であり、体操ではないということを、申し上げなければなりません。
現在も、この身体運動の法則(からだの動きの真理)は三浦先生が追求され、我々弟子がその継承をしています。
そのため、橋本先生が提唱された上記の前屈後屈は、もっと細かい視点が満載されています。

これからそれを、一つ一つ検証していきます。
自然体で立つ。
これはまず両足を腰幅に並行に開き(この場合、両足底の内側間が腰幅)、膝を緩めます(膝を緩めるのは、簡単そうで難しいものです。お尻の筋肉を緩める意識にスイッチを切り替えるとやりやすい)
右利きの人は右足に重心を移し、左足を軽く浮かせます。そして、左足をやや内側に向け、前方に半歩だします。すると
おヘソは、やや斜めを向いています。
そのため、ゆっくりとおヘソをゆっくり正面に向くようにします。
このとき、ゆっくりと目線を正面にもっていくと、自然に腰も正面を向くようになります。
このとき、腕はやや外旋気味に手のひらが正面を向きます。

この状態が自然体です。
このように、それぞれの動きを事細かく検証しているので、長い説明になります。前屈、後屈は明日説明する事に致しましょう!>
今日は、これまで、では ごきげんよう!

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